見えないものの見える象徴

宇宙

神は、見えるものを通して見えないものが知られるように世界を造られました。人が見える被造物を眺めることによって、見えない創造主を知るようになるためです。

「なぜなら、神について知りうる事柄は、彼らにも明らかだからです。神がそれを示されたのです。世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには弁解の余地がありません」(ロマ. 1:19-20)

神殿

目に見える地上の神殿は、目に見えない天の現実の象徴です。預言者には、山で示された型に従って神殿を整えるようにという命令が与えられます。

「わたしのための聖なる所を彼らに造らせなさい。わたしは彼らの中に住むであろう。わたしが示す作り方に正しく従って、幕屋とそのすべての祭具を作りなさい。<…> あなたはこの山で示された作り方に従い、注意して作りなさい」(出. 25:8-9,40)

使徒は、神殿がまことの聖所の象徴として整えられたことを指摘しています。

「なぜならキリストは、まことのものの写しにすぎない、人間の手で造られた聖所(ギリシア語 ἀντίτυπα —「似姿、写し」)にではなく、天そのものに入り、今やわたしたちのために神の御前に現れてくださったからです」(ヘブ. 9:24)

「わたしたちの先祖には、荒れ野に証しの幕屋がありました。これは、見たままの形に造るようにとモーセに言われた方のお命じになったとおりのものでした」(使. 7:44)

旧約:神殿には神と天使たちだけ

見えない神

神の命令によって建てられた旧約の神殿では、最も大切な場所に、聖なる物を納めた箱(契約の箱)だけが置かれていました。その蓋の上、二つのケルビムの間で、神は御自身を現し、語られました。

「わたしは掟の箱の上の一対のケルビムの間、すなわち贖いの座の上からあなたに臨み、わたしがイスラエルの人々に命じることをことごとくあなたに語る」(出. 25:22)

聖なる天使たち

神殿は至るところ、天使(ケルビム)の像で満たされていました。

箱の蓋の上のケルビム

「打ち出し作りで一対のケルビムを作り、贖いの座の両端、すなわち、一つを一方の端に、もう一つを他の端に付けなさい。一対のケルビムを贖いの座の一部としてその両端に作る。一対のケルビムは顔を贖いの座に向けて向かい合い、翼を広げてそれを覆う」(出. 25:18-20)

箱の左右のケルビム

「ソロモンはオリーブ材で二体のケルビムを作り、内陣に据えた。その高さは十アンマであった。<…> ソロモンはこのケルビムを神殿の奥に置いた。二体のケルビムはそれぞれ翼を広げ、一方のケルビムの翼が一方の壁に触れ、もう一方のケルビムの翼も、もう一方の壁に触れていた。また、それぞれの内側に向かった翼は接し合っていた」(王上. 6:23,27)

垂れ幕のケルビム

「彼は、青の織物、深紅の織物、緋の織物、麻の織物で垂れ幕を作ったが、それにもケルビムの縫い取りを施した」(代下. 3:14)(1マカ. 1:22)

神殿の壁のケルビム

「神殿の周囲の壁面はすべて、内側の部屋も外側の部屋も、ケルビムとなつめやしと花模様の浮き彫りが施されていた」(王上. 6:29)

神殿の構造について詳しく(ロシア語):エルサレムの神殿

新約:教会堂には神、天使たち、義人たちの魂

天の現実が変わった

神は人となり、目に見える者となり、苦しみを受け、復活し、天に昇り、目に見える姿で玉座に着かれました(マコ. 16:19; エフェ. 1:20-21; 黙. 3:21)。

神であるキリスト

「主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた」(マコ. 16:19)

「神は、この力をキリストに働かせて、キリストを死者の中から復活させ、天において御自分の右の座に着かせ、すべての支配、権威、勢力、主権の上に置き、今の世ばかりでなく、来るべき世にも唱えられるあらゆる名の上に置かれました」(エフェ. 1:20-21)

「勝利を得る者を、わたしは自分の座に共に座らせよう。わたしが勝利を得て、わたしの父と共にその玉座に着いたのと同じように」(黙. 3:21)

聖なる天使たち

「また、別の天使が来て、手に金の香炉を持って祭壇のそばに立つと、この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金の祭壇に献げるためである」(黙. 8:3)

「そして、この神殿から、七つの災いを携えた七人の天使が出て来た。天使たちは、輝く清い亜麻布の衣を着て、胸に金の帯を締めていた」(黙. 15:6)

聖なる義人たちの魂

「小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。彼らは大声でこう叫んだ。『真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。』すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた」(黙. 6:9-11)

「また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。<…> 彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。彼らは、女に触れて身を汚したことのない者である。彼らは童貞だからである。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである」(黙. 14:1,3-5)

歌

「すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ』」(ルカ. 2:13-14)

「また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。<…> 彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった」(黙. 14:1,3)

天の神殿を測れという命令

「それから、わたしは杖のような物差しを与えられて、こう告げられた。『立って神の神殿と祭壇とを測り、また、そこで礼拝している者たちを数えよ』」(黙. 11:1)

玉座

「二十四人の長老は、玉座に着いておられる方の前にひれ伏して、世々限りなく生きておられる方を礼拝し、自分たちの冠を玉座の前に投げ出して言った」(黙. 4:10)

「神の御前で、座に着いていた二十四人の長老は、ひれ伏して神を礼拝し」(黙. 11:16)

祭壇

「また、別の天使が来て、手に金の香炉を持って祭壇のそばに立つと、この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金の祭壇に献げるためである」(黙. 8:3)

「それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった」(黙. 8:5)

「第六の天使がラッパを吹いた。すると、神の御前にある金の祭壇の四本の角から一つの声が聞こえた」(黙. 9:13)

七枝の燭台

「玉座からは、稲妻、さまざまな音、雷が起こった。また、玉座の前には、七つのともし火が燃えていた。これは神の七つの霊である」(黙. 4:5)

香をたくこと

「また、別の天使が来て、手に金の香炉を持って祭壇のそばに立つと、この天使に多くの香が渡された。すべての聖なる者たちの祈りに添えて、玉座の前にある金の祭壇に献げるためである。<…> それから、天使が香炉を取り、それに祭壇の火を満たして地上へ投げつけると、雷、さまざまな音、稲妻、地震が起こった」(黙. 8:3,5)

天の現実の象徴としての神殿についてのリヨンのエイレナイオス(2世紀)の言葉

神殿が天の現実の象徴として整えられていることを、リヨンの聖エイレナイオス(2世紀)が確証しています。エイレナイオスは神学者ヨハネの黙示録を引き、地上のものが、神によって造られた天のものの象徴であるのはふさわしいことだと述べています。

このように、神はこれら[の奉仕]を必要とされないが、わたしたちが実を結ばない者とならないよう、わたしたち自身の益のためにそれを行うことを望まれる。同じように御言葉も、民が神に仕えることを学ぶために、御自分はそれを必要とされないにもかかわらず、献げ物をささげることについての掟そのものを民にお与えになった。それゆえ、わたしたちもまた、祭壇に供え物をたびたび、絶え間なくささげることが、神の御心なのである。

祭壇は天にある(わたしたちの祈りと献げ物はそこへ向けられているからである)。神殿もまた[そこにある]。ヨハネが黙示録で「天にある神の神殿が開かれた」(黙. 11:19)と言っているとおりである。幕屋もまた[そこにある]。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住む」(黙. 21:3)と言われているからである。さて、民は贈り物、献げ物、すべてのいけにえを、型として受けた。それは山でモーセに示されたとおりであり、唯一同じ神からであって、その御名は今、教会においてすべての民の間で崇められている。しかし、わたしたちの周りに広がるあの地上のものが、天のものの型であることはふさわしい。ただし、[どちらも]同じ神によって造られたものである。なぜなら、ほかのどのような方法でも、神は霊的なものの似姿を[わたしたちの理解に合わせて]示すことができなかったからである。

(『異端反駁』第4巻、18-19章、英語。英訳からの訳)

神は神殿を敬うよう命じられた

神殿は天の現実の象徴です。神はこの象徴を敬うよう命じられました。

「わたしの安息日を守り、わたしの聖所を敬いなさい。わたしは主である」(レビ. 19:30)

「あなたたちはわたしの安息の日を守り、わたしの聖所を敬いなさい。わたしは主である」(レビ. 26:2)

新約の教会堂は、神学者ヨハネの黙示録に示された姿に倣って整えられています。

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Опубликовано пользователем: Rodion Vlasov
Создание страницы: 2026-10-25, обновление: 2026-10-25
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