独り子 — 父のただ一人の御子
独り子とは、ただ一人の子という意味です。つまり、神の子のように生まれた者は、ほかに誰もいません。
「言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた」(ヨハ. 1:14)
「いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである」(ヨハ. 1:18)
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハ. 3:16)
「御子を信じる者は裁かれない。信じない者は既に裁かれている。神の独り子の名を信じていないからである」(ヨハ. 3:18)
「しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました」(ガラ. 4:4)
「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました」(1ヨハ. 4:9)
アブラハムが独り子をいけにえとして献げたことは、神の独り子が十字架の上でいけにえとなることの予型です。
「信仰によって、アブラハムは、試練を受けたとき、イサクを献げました。つまり、約束を受けていた者が、独り子を献げようとしたのです」(ヘブ. 11:17)
イエス・キリスト — 長子
キリストは長子と呼ばれています。
「神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです」(ロマ. 8:29)
「更にまた、神はその長子をこの世界に送るとき、『神の天使たちは皆、彼を礼拝せよ』と言われました」(ヘブ. 1:6)
なぜキリストは長子なのでしょうか。死者の中から最初に復活された方だからです。
「また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです」(コロ. 1:18)
「更に、証人、誠実な方、死者の中から最初に復活した方、地上の王たちの支配者、イエス・キリストから恵みと平和があなたがたにあるように。わたしたちを愛し、御自分の血によって罪から解放してくださった方に」(黙. 1:4-5)
「つまり私は、メシアが苦しみを受け、また、死者の中から最初に復活して、民にも異邦人にも光を語り告げることになると述べたのです」(使. 26:23)
ちなみに
イスラム教によれば、アッラーは生むことも、生まれることもありません。
「(アッラーは)生むことも、生まれることもない」(クルアーン 112章3節)