人間の本性の構成:
肉の体
魂
霊(魂の力)
肉
「わたしも皆と同じく死すべき人間であり、土で造られた最初の人の子孫である。母の胎内で肉となり、十か月、血の中で形を整えた。男性の種と夫婦の楽しみによってである」(知. 7:1-2)
魂と霊
「どうか、平和の神御自身が、あなたがたを全く聖なる者としてくださいますように。また、あなたがたの霊も魂も体も何一つ欠けたところのないものとして守り、わたしたちの主イエス・キリストの来られるとき、非のうちどころのないものとしてくださいますように」(1テサ. 5:23)
「彼はひとり、その肉の痛みに耐え魂の嘆きを忍ぶだけだ」(ヨブ. 14:22)
「神よ、あなたはわたしの神。わたしはあなたを捜し求めわたしの魂はあなたを渇き求めます。あなたを待って、わたしのからだは乾ききった大地のように衰え水のない地のように渇き果てています」(詩. 63:2)(「からだ」は、ヘブライ語原文では בְּשָׂרִי —「わたしの肉」です。)
「主の庭を慕って、わたしの魂は絶え入りそうです。命の神に向かって、わたしの身も心も叫びます」(詩. 84:3)(「身」は、ヘブライ語原文では בְשָׂרִי —「わたしの肉」です。)
「慈しみ深い人は自分の魂を益し残酷な者は自分の身に煩いを得る」(箴. 11:17)(「身」は、ヘブライ語原文では שְׁאֵרוֹ —「自分の肉」です。)
人が死ぬとき、魂は体から離れる
「エウティコという青年が、窓に腰を掛けていたが、パウロの話が長々と続いたので、ひどく眠気を催し、眠りこけて三階から下に落ちてしまった。起こしてみると、もう死んでいた。パウロは降りて行き、彼の上にかがみ込み、抱きかかえて言った。『騒ぐな。まだ生きている』」(使. 20:9-10)
ギリシア語原文では ἡ γὰρ ψυχὴ αὐτοῦ ἐν αὐτῷ ἐστιν —「彼の魂は彼の内にあるからだ」です。
死後、人の肉は朽ちるが、魂は存在し続ける
「そして、キリストの復活について前もって知り、『彼は陰府に捨てておかれず、その体は朽ち果てることがない』と語りました」(使. 2:31)(ビザンティン本文(多数派写本)では「彼の魂(ἡ ψυχὴ αὐτοῦ)は陰府に捨てておかれず、彼の肉(ἡ σὰρξ αὐτοῦ)は朽ち果てることがない」となっています。)
人間の魂の不死についての引用。
復活のとき、人自身のかつての肉が回復され、魂が戻ってその肉と再び結ばれる
「わたしは知っているわたしを贖う方は生きておられついには塵の上に立たれるであろう。この皮膚が損なわれようともこの身をもってわたしは神を仰ぎ見るであろう。このわたしが仰ぎ見るほかならぬこの目で見る。腹の底から焦がれ、はらわたは絶え入る」(ヨブ. 19:25-27)
七十人訳(ヨブ. 19:26、七十人訳)では ἀναστήσαι τὸ δέρμα μου —「わたしの皮膚をよみがえらせてくださるように」です。