| 1 | もう一度出ておいで、シュラムのおとめもう一度出ておいで、姿を見せておくれ。マハナイムの踊りをおどるシュラムのおとめになぜ、それほど見とれるのか。 |
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気高いおとめよサンダルをはいたあなたの足は美しい。ふっくらとしたももはたくみの手に磨かれた彫り物。 |
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秘められたところは丸い杯かぐわしい酒に満ちている。腹はゆりに囲まれた小麦の山。 |
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乳房は二匹の子鹿、双子のかもしか。 |
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首は象牙の塔。目はバト‧ラビムの門の傍らにあるヘシュボンの二つの池。鼻はレバノンの塔、ダマスコを見はるかす。 |
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高く起こした頭はカルメルの山。長い紫の髪、王はその房のとりこになった。 |
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喜びに満ちた愛よあなたはなんと美しく楽しいおとめか。 |
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あなたの立ち姿はなつめやし、乳房はその実の房。 |
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なつめやしの木に登り甘い実の房をつかんでみたい。わたしの願いはぶどうの房のようなあなたの乳房りんごの香りのようなあなたの息 |
| 10 | うまいぶどう酒のようなあなたの口。おとめの歌それはわたしの恋しい人へ滑らかに流れ眠っているあの人の唇に滴ります。 |
| 11 |
わたしは恋しい人のものあの人はわたしを求めている。 |
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恋しい人よ、来てください。野に出ましょうコフェルの花房のもとで夜を過ごしましょう。 |
| 13 |
朝になったらぶどう畑に急ぎ見ましょう、ぶどうの花は咲いたか、花盛りかざくろのつぼみも開いたか。それから、あなたにわたしの愛をささげます。 |
| 14 | 恋なすは香りそのみごとな実が戸口に並んでいます。新しい実も、古い実も恋しい人よ、あなたのために取っておきました。 |