| 1 | シュア人ビルダドは答えた。 |
| 2 |
恐るべき支配の力を神は御もとにそなえ天の最も高いところに平和を打ち立てられる。 |
| 3 | まことにその軍勢は数限りなくその光はすべての人の上に昇る。 |
| 4 |
どうして、人が神の前に正しくありえよう。どうして、女から生まれた者が清くありえよう。 |
| 5 |
月すらも神の前では輝かず星も神の目には清らかではない。 |
| 6 | まして人間は蛆虫人の子は虫けらにすぎない。 |