卵を産む、飛ぶ蛇:
「ネゲブの獣についての託宣。彼らはその富をろばの背に宝をらくだのこぶに載せてほえたける雌獅子や雄獅子蝮や、飛び回る炎の蛇が住む悩みと苦しみの道を経て益を与えることのない国に赴く」(イザ. 30:6)
「ふくろうは、そこに巣を作って卵を産み卵をかえして、雛を翼の陰に集める。そこに鳶も、雌も雄も共に集まる」(イザ. 34:15。ヘブライ語 קִפּוֹז の意味ははっきりせず、ロシア語の宗務院訳ではここは「飛ぶ蛇」となっています)
「ペリシテの民よ、だれも喜んではならないお前を打った鞭が折られたからといって。蛇の根から蝮が出る。その子は炎のように飛び回る」(イザ. 14:29)(ヘブライ語原文では שָׂרָף מְעוֹפֵף —「飛ぶ炎の蛇」です。)
翼のあるとかげ:
「羽のある昆虫はすべて汚れたものであり、食べてはならない」(申. 14:19)(ヘブライ語原文では שֶׁרֶץ הָעוֹף —「飛ぶ、這うもの」です。)
描写が恐竜に似ているベヘモット:
「見よ、ベヘモットを。お前を造ったわたしはこの獣をも造った。これは牛のように草を食べる。見よ、腰の力と腹筋の勢いを。尾は杉の枝のようにたわみ腿の筋は固く絡み合っている。骨は青銅の管骨組みは鋼鉄の棒を組み合わせたようだ。これこそ神の傑作造り主をおいて剣をそれに突きつける者はない。<…> そてつの影は彼を覆い川辺の柳は彼を包む。川が押し流そうとしても、彼は動じない。ヨルダンが口に流れ込んでも、ひるまない。まともに捕えたり罠にかけてその鼻を貫きうるものがあろうか」(ヨブ. 40:15-19,22-24)
描写が恐竜に似ているレビヤタン:
「お前はレビヤタンを鉤にかけて引き上げその舌を縄で捕えて屈服させることができるか。お前はその鼻に綱をつけ顎を貫いてくつわをかけることができるか。彼がお前に繰り返し憐れみを乞い丁重に話したりするだろうか。彼がお前と契約を結び永久にお前の僕となったりするだろうか。お前は彼を小鳥のようにもてあそび娘たちのためにつないでおくことができるか。お前の仲間は彼を取り引きにかけ商人たちに切り売りすることができるか。お前はもりで彼の皮をやすで頭を傷だらけにすることができるか」(ヨブ. 40:25-31)(ほかの翻訳では41:1-7。)
「勝ち目があると思っても、落胆するだけだ。見ただけでも打ちのめされるほどなのだから。<…> 彼のからだの各部についてわたしは黙ってはいられない。力のこもった背と見事な体格について。誰が彼の身ごしらえを正面から解き上下の顎の間に押し入ることができようか。誰がその顔の扉を開くことができようか。歯の周りには殺気がある。背中は盾の列封印され、固く閉ざされている。その盾は次々と連なって風の吹き込む透き間もない。一つの盾はその仲間に結びつきつながりあって、決して離れない。彼がくしゃみをすれば、両眼は曙のまばたきのように、光を放ち始める。口からは火炎が噴き出し火の粉が飛び散る。煮えたぎる鍋の勢いで鼻からは煙が吹き出る。喉は燃える炭火口からは炎が吹き出る。首には猛威が宿り顔には威嚇がみなぎっている。筋肉は幾重にも重なり合いしっかり彼を包んでびくともしない。心臓は石のように硬く石臼のように硬い。彼が立ち上がれば神々もおののき取り乱して、逃げ惑う。剣も槍も、矢も投げ槍も彼を突き刺すことはできない。鉄の武器も麦藁となり青銅も腐った木となる。弓を射ても彼を追うことはできず石投げ紐の石ももみ殻に変わる。彼はこん棒を藁と見なし投げ槍のうなりを笑う。彼の腹は鋭い陶器の破片を並べたよう。打穀機のように土の塊を砕き散らす。彼は深い淵を煮えたぎる鍋のように沸き上がらせ海をるつぼにする。彼の進んだ跡には光が輝き深淵は白髪をなびかせる。この地上に、彼を支配する者はいない。彼はおののきを知らぬものとして造られている。驕り高ぶるものすべてを見下し誇り高い獣すべての上に君臨している」(ヨブ. 41:1,4-26)(ほかの翻訳では41:9,12-34。)