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その後、アンモン人の王ナハシュが死に、その子が代わって王となった。
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ダビデは、「ハヌンの父ナハシュがわたしに忠実であったのだから、わたしもその子ハヌンに忠実であるべきだ」と言って、使節を遣わして哀悼の意を表そうとした。ところが、ダビデの家臣たちがハヌンに哀悼の意を表すためにアンモン人の領地に入ると、
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アンモン人の高官たちはハヌンに言った。「ダビデがお父上に敬意を表して弔問の使節を送って来たとお考えになってはなりません。ダビデの家臣があなたのもとに来たのは、この地を探って倒すため、うかがうためにちがいありません。」
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4 |
それでハヌンはダビデの家臣を捕らえ、ひげをそり落とし、衣服も半分、腰から下を切り落として追い返した。
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この人たちが甚だしい辱めを受けたという知らせがダビデに届くと、ダビデは人を遣わして彼らを迎えさせ、王の伝言として、「ひげが生えそろうまでエリコにとどまり、それから帰るように」と言わせた。
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6 |
アンモン人はダビデの憎しみをかったことを悟った。ハヌンとアンモン人は銀千キカルを送って、アラム‧ナハライム、アラム‧マアカ、ツォバから戦車と騎兵を借り受けようとした。
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こうして彼らは戦車三万二千両を借り、またマアカの王とその民の加勢を得た。彼らはメデバの前に来て陣を張った。アンモン人も町々から戦うために集まった。
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これを聞いたダビデは、ヨアブをはじめ勇士たちの全軍を送り出した。
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アンモン人は町の入り口まで出て戦いに備え、援軍として来た諸国の王は野にあって戦いに備えた。
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ヨアブは戦線が前方と後方にあるのを見て、イスラエルの全精鋭から兵をえりすぐり、アラム軍に向かって戦列を整え、
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残りの兵士を兄弟アブシャイの指揮にゆだね、アンモン軍に向かって戦列を整えさせた。
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ヨアブは言った。「アラム人がわたしより強ければ、こちらを助けてくれ。アンモン人がお前より強ければ、そちらを助ける。
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我らの民のため、我らの神の町々のため、雄々しく戦おう。主が良いと思われることを行ってくださるように。」
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ヨアブと彼に従う兵士たちが戦おうと迫ると、アラム軍はヨアブの前から逃げ去った。
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アラム軍が逃げるのを見ると、アンモン人も、ヨアブの兄弟アブシャイの前から逃げ出し、町の中に入った。こうして、ヨアブはエルサレムに帰った。
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イスラエルに打ち負かされたと見ると、アラムは使者を遣わして、ユーフラテスの向こうにいたアラム軍を出動させた。ハダドエゼルの軍の司令官ショファクが彼らを率いていた。
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報告を受けたダビデもイスラエルの全軍を集結させ、ヨルダン川を渡って彼らに近づき、戦列を整えた。ダビデは戦列を整えてアラムを攻撃し、戦った。
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彼らはイスラエルの前から逃げ去った。ダビデはアラムの戦車兵七千、歩兵四万を殺し、軍の司令官ショファクも殺した。
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ハダドエゼルに隷属していた人々は、イスラエルに敗北したことを認めてダビデに和を請い、彼に隷属した。アラム人は、二度とアンモン人を支援しようとはしなかった。
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