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[指揮者によって。コラの子の詩。賛歌。]
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2 |
諸国の民よ、これを聞けこの世に住む者は皆、耳を傾けよ
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3 |
人の子らはすべて豊かな人も貧しい人も。
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わたしの口は知恵を語りわたしの心は英知を思う。
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5 |
わたしは格言に耳を傾け竪琴を奏でて謎を解く。
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6 |
災いのふりかかる日わたしを追う者の悪意に囲まれるときにもどうして恐れることがあろうか
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7 |
財宝を頼みとし、富の力を誇る者を。
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8 |
神に対して、人は兄弟をも贖いえない。神に身代金を払うことはできない。
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9 |
魂を贖う値は高くとこしえに、払い終えることはない。
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10 |
人は永遠に生きようか。墓穴を見ずにすむであろうか。
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11 |
人が見ることは知恵ある者も死に無知な者、愚かな者と共に滅び財宝を他人に遺さねばならないということ。
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12 |
自分の名を付けた地所を持っていてもその土の底だけが彼らのとこしえの家代々に、彼らが住まう所。
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13 |
人間は栄華のうちにとどまることはできない。屠られる獣に等しい。
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14 |
これが自分の力に頼る者の道自分の口の言葉に満足する者の行く末。〔セラ
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15 |
陰府に置かれた羊の群れ死が彼らを飼う。朝になれば正しい人がその上を踏んで行き誇り高かったその姿を陰府がむしばむ。
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16 |
しかし、神はわたしの魂を贖い陰府の手から取り上げてくださる。〔セラ
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17 |
人に富が増し、その家に名誉が加わるときもあなたは恐れることはない。
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18 |
死ぬときは、何ひとつ携えて行くことができず名誉が彼の後を追って墓に下るわけでもない。
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19 |
命のある間に、その魂が祝福され幸福を人がたたえても
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20 |
彼は父祖の列に帰り永遠に光を見ることはない。
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21 |
人間は栄華のうちに悟りを得ることはない。屠られる獣に等しい。
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