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[1]律法を守ることは、多くの供え物に匹敵し、[2] 掟に心を留めることは、和解の献げ物に、
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他人の親切に報いることは、穀物の献げ物に、[4] 施しをすることは、感謝の献げ物に匹敵する。
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[5]主に喜ばれるには、悪事に手を染めず、贖いを受けるには、不義に手を染めないことだ。
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4 |
[6]献げ物を携えずに、主の御前に出てはならない。[7]これらすべては掟が命じていることだから。
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5 |
[8]正しい人の供え物は、祭壇に脂肪を滴らせ、その香ばしい香りはいと高き方の御前に昇る。
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6 |
[9] 正しい人のいけにえは、主に受け入れられ、記念の供え物は、忘れ去られることはない。
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7 |
[10]あふれる心で主を賛美し、お前の労働の初穂を出し惜しみしてはならない。
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8 |
[11]どのような献げ物も、喜びにあふれた顔で供え、喜んで十分の一を奉納せよ。
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9 |
[12] いと高き方から、豊かに受けたのだから、あふれる心で、できるかぎりのものを献げよ。
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10 |
[13] 主は必ず報いてくださる方であり、七倍にしてお前に報われる。
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11 |
[14]主にわいろを贈ろうなどとするな。お受け取りにはならないから。[15]不正ないけにえを頼みとするな。
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12 |
主は裁く方であり、人を偏り見られることはないからだ。
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13 |
[16]貧しいからといって主はえこひいきされないが、虐げられている者の祈りを聞き入れられる。
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14 |
[17]主はみなしごの願いを無視されず、やもめの訴える苦情を顧みられる。
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15 |
[18]やもめの涙は頬を伝って流れているではないか。[19]その叫びは、涙を流させた者を責めている。
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16 |
[20]御旨に従って主に仕える人は受け入れられ、その祈りは雲にまで届く。
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[21] 謙虚な人の祈りは、雲を突き抜けて行き、それが主に届くまで、彼は慰めを得ない。
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18 |
彼は祈り続ける。いと高き方が彼を訪れ、[22]正しい人々のために裁きをなし、正義を行われるときまで。
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19 |
主はためらうことなく行動し、悪人どもを我慢なさらない。
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20 |
主は必ず無慈悲な者の腰を打ち砕き、[23]異邦の民に報復される。
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21 |
また、多くの傲慢な者たちを滅ぼし尽くし、不正な者たちの笏を打ち砕かれる。
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22 |
[24]主は、行いに従ってその人に報い、思いに従ってその働きに報われる。
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23 |
[25]御自分の民のために裁きを行い、その憐れみをもって彼らを喜びで満たされる。
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24 |
[26]主の憐れみは苦しみ悩むときに折よく与えられ、それは日照りが続いたときの雨雲のようである。
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