P. Solom

Kapitel
1 神に従う人の魂は神の手で守られ、もはやいかなる責め苦も受けることはない。
2 愚か者たちの目には彼らは死んだ者と映り、この世からの旅立ちは災い、
3 自分たちからの離別は破滅に見えた。ところが彼らは平和のうちにいる。
4 人間の目には懲らしめを受けたように見えても、不滅への大いなる希望が彼らにはある。
5 わずかな試練を受けた後、豊かな恵みを得る。神が彼らを試し、御自分にふさわしい者と判断されたからである。
6 るつぼの中の金のように神は彼らをえり分け、焼き尽くすいけにえの献げ物として受け入れられた。
7 主の訪れのとき、彼らは輝き渡り、わらを焼く火のように燃え広がる。
8 彼らは国々を裁き、人々を治め、主は永遠に彼らの王となられる。
9 主に依り頼む人は真理を悟り、信じる人は主の愛のうちに主と共に生きる。主に清められた人々には恵みと憐れみがあり、主に選ばれた人は主の訪れを受けるからである。
10 神を信じない者はその言行に応じて罰を受ける。神に従う人を心に留めず、主から遠ざかっているからである。
11 知恵と戒めとを無視する者は不幸であり、その希望はむなしく、労苦は無意味、その業も無益である。
12 彼らの妻たちは愚かで、子供たちは素行が悪く、彼らの子孫も呪われている。
13 子を産めない体でも身を慎み、不義の関係を持たない女は幸いである。神の訪れのとき、彼女は豊かな実りを受ける。
14 子種のない男でも、悪に手を染めず、主に対して恨みを抱かぬ者は幸いである。その信仰のゆえに特別な恵みを受け、主の神殿で栄誉ある役職に就く。
15 善を目指す労苦は見事な実を結び、思慮深さは丈夫な根を下ろす。
16 しかし、姦淫によって生まれた子供は生を全うできず、不義の関係から生じた種は絶たれてしまう。
17 たとえ長生きしても役立たずと言われ、老いて死を間近にしても、敬われることはない。
18 まして若死にでもすれば、全く希望はなく、裁きの日にも救いはない。
19 神に逆らう者の子孫は惨めな最期を遂げる。
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